東京駅大丸の三省堂書店

Posted at 06/12/04 Comment(0)» Trackback(0)»

東京にいるときは、一日に一度は書店に行きます。地元では文教堂書店、未来屋書店、ブックスオオトリなどがありますが、駅前とよく行くスーパーにあるので文教堂に行くことが多いです。未来屋やオオトリも時々行くと文教堂と店のつくりのコンセプトが違うので、普段読まない本のコーナーに行ったりして刺激を受けることもあります。

都心の大型書店では、一番頻度が高いのは丸の内の丸善本店ですが、銀座の教文館、神田の三省堂、八重洲口の八重洲ブックセンターにもよく行きます。

東京駅の大丸の中に三省堂書店が入っています。ここは東京駅の駅ビルの中にあるということもあり、以前はかなり混雑していました。書店の中にコーヒーショップがあり、買う前の本をそこでじっくり吟味できるというスタイルを最初に始めたのはこの店ではなかったかと思います。そのせいで、コーヒーショップもいつも混んでいて、私はほとんど利用したことがありませんでした。

昨日久しぶりにこの店に行きましたが、昨日はかなり空いていました。その前に行った丸の内の丸善の混雑振りとは正反対で、落ち着いて本を選ぶことが出来ました。

コーヒーショップは利用しませんでしたが、本来こうした落ち着いた雰囲気の中でくつろいで本を選ぶ、というのが最初のコンセプトだったのだろうと思います。東京駅の八重洲口駅ビルは近々建て直すらしく、大丸は現在建設中の別のビルに移転するようですが、三省堂がどうなるのかは私はまだ知りません。そういう意味で、この店がこの状態であるのもそう長いことではないのでしょうが、こういう落ち着いた雰囲気の状態がなるべく長く続けばいいのにと思います。

よい書店の条件の一つは、こうした落ち着いた雰囲気の中でくつろいで本を選ぶことにあるなあと改めて思った次第です。


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