このサイトでのベスト10

Posted at 10/02/14 Comment(0)» Trackback(0)»

久々の更新。2006年以来、この『本探しネット』のサイトでアマゾン・アフィリエイトをやっているのだけど、その間の売り上げ統計を取ってみた。上位はまず冊数順、次に同じ冊数の場合は売り上げ金額順とした。同じ本でも月によって紹介料率が違ったり、マーケットプレイスでの売り上げも含まれているので、単純計算とは行かなかったが、私のサイト・ブログのある種の読まれ方の傾向のようなものが現れているように思った。

 1.キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。
 2.柴田元幸編集『モンキービジネス 2009 Spring vol.5 対話号
 3.ビートたけし『達人に訊け!
 4.河合隼雄・谷川俊太郎『魂にメスはいらない―ユング心理学講義 (講談社プラスアルファ文庫)
 5.こうの史代『夕凪の街桜の国
 6.野村進『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)
 7.永野良佑『プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている-
 8.小林秀雄『モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)
 9.フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
 10.塩野七生『ルネサンスとは何であったのか (塩野七生ルネサンス著作集)

1位のキャメロン、これは私も繰り返し「Feel in my bones」で取り上げている。モーニングページ、アーチストデート、そのほか自分の「とらわれの枠」をはずし、自分のやりたかったことを思い出し、確認し、再び取り組むことが出来るようになるためのレッスン。アメリカ的なものではあるし、レッスンを実践すると「副作用」が多少ある場合もある(私も変にハイになったり、いろいろあった)が、変な枠のようなものを突破するきっかけになる可能性もある。私にとってもひとつの大きな転機になった一冊。

2位の「モンキービジネス」は、村上春樹の日本語での久々のインタビューが掲載されたもの。2009年、『1Q84』の発売が話題になっている時期で、単行本と違い地方では当初ほとんど店頭になかったため、アマゾンでの注文が多かったのだと思う。私のサイトもその余禄に預かったということだろう。

3位の『達人に訊け!』はやや意外だが、桜井章一など取り上げている人が面白いこととビートたけしの人気は相変わらず健在だということを示しているのではないかと思う。

4位の『魂にメスはいらない』は河合隼雄。他の本も何度か紹介したが、この本が突出している理由はよく分からない。

5位の『夕凪の街桜の国』このマンガは無条件にいい。強く勧めたい。上位に入ったこともとても嬉しい。

6位の『千年働いてきました』7位の『プロが絶対買わない金融商品』と、ビジネス本が二冊。案外そういうものに興味を持つ方も私のサイトを読んでいただいているということが分かって面白かった。

8位は小林秀雄。やはり定番。しかし定番を私のサイトから買うというのもへええ、という感じではある。

9位は村上春樹訳『グレート・ギャツビー』。村上の訳書はどれも面白いが、フィッツジェラルドの面白さを教えてもらったという展で、ひとつ大きなもの。『ロング・グッドバイ』とかチャンドラーもいいのだが、これが上位に入ったのは何かタイミングか検索順位の関係なんだろう。

10位は塩野七生。「塩野七生がなぜ叩かれるのか」というエントリが常に検索上位に入っていて、そのネタ元がこの本のあとがきだからだろう。

自分が強く薦めたい本もあればそれほどでもない本もあり、かなり意外な本もある。こういう読まれ方をしているのかということを考えさせられる結果でもあった。

8月度『本を読む生活』アクセスベスト10

Posted at 07/10/31 Comment(0)» Trackback(0)»

8月度『本を読む生活』アクセスベスト10

季節柄、戦争物が多かったかも。

1.三島由紀夫『金閣寺』
2.こうの史代『夕凪の町・桜の国』
3.小林よしのり『いわゆるA級戦犯』
4.白洲正子『両性具有の美』
5.吉田満『戦艦大和ノ最期』
6.諏訪哲史『アサッテの人』
6.フィッツジェラルド・村上春樹訳『グレート・ギャツビー』
8.プーシキン『大尉の娘』
9.安野モヨコ『働きマン』
9.笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』

本を読む生活

Posted at 07/08/28 Comment(0)» Trackback(0)»

本を読む生活に以下の2作品を追加しました。

  


玄侑宗久 「中陰の花」


長嶋有「猛スピードで母は」


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