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『WEBデザインノート』

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10時頃でかけて銀行を回る。ふしぎなことに、今日はどこの銀行もずいぶん空いていた。そのまま日本橋に出かける。丸善日本橋店に行くのは二度目。いろいろ探して、『WEBデザインノート』という雑誌を買った。この本が実にアタリ。とても面白かった。

丸善の3階の喫茶室で桜モンブランを食べながらパラパラッと見たが、冒頭に出てくる二人のクリエイター、内山光司(GT INC)と高草木博純の話しか読んでいないのに、何回感動させられたか。内山は1961年生まれだから私よりひとつ上だが、草創期からウェブのデザインに関わり、今でも「ここ数年の若手の中で僕が驚くような人には出会っていない気がする」と言い切れるところがすげえなあと思う。ネットは若い人の独壇場だ、というのが既に固定観念なんだなと思う。

高草木は井上雄彦の「スラムダンク1億冊突破感謝プロジェクト」を手がけたのだという。知らなかったが、井上が印税の一部で「スラムダンク奨学金」を設立したという話には感動した。自分が成功することで獲得したものをこういう形で社会と読者へ還元するというのは本当に素晴らしいことだと思う。

またベネッセの『こどもちゃれんじ1stバースデーパーティー』を仕掛けたのも高草木なのだという。これも知らなかったが、今や日本の新生児の5パーセントがこれに参加しているのだという。これはもともと個人情報保護法でDM発送を中止したベネッセが合意ベースのコミュニケーションの拡大の手段としてはじめたものだそうだが、それにしても5パーセントだよ。(3.26)

一昨日のことはもうあまり思い出せないが、日本橋に出かけて丸善で本を物色したあと、日本橋と八重洲の街を歩いて八重洲ブックセンターに行って、『Webデザインノート』の1号を買ったことは覚えている。中二階のティファニーでまた外を眺めながらこの本に目を通していたが、2号の方が面白かったな。ちょっと自分にとってのインパクトはあまりない。中田英寿のサイトとかデスノートのサイトなどが取り上げられているのでそういうものに興味がある人にはいいかもしれない。(4.9)

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